3−3−2 勘定科目
勘定科目の追加、削除や期首残高の設定を行います。
ただし、損益科目の期首残高は、すべて0なので、期首残高の入力はできません。
[前期貸借対照表の取込]メニューで、勘定科目を追加した場合は、この[勘定科目]メニューにも
反映されますが、[勘定科目]メニューで、科目を追加しても、「前期貸借対照表の取込」メニューには
反映されません。
当期の決算書を作成するためには、[勘定科目]メニューの期首残高を前期からの繰越残高とみなし、
[勘定科目]メニューの期首残高は、元帳の繰越残高として表示されます。

1.「設定」メニューの「勘定科目」を選択します。



2.「勘定科目」ウィンドウが表示されます。





[勘定科目]ウィンドウの「決算書表示」に別名を設定した場合には、貸借対照表などには、
「設定された別名が表示されます。(例:現金及び預金)
画面上部のタブを選択すると画面が切り替わります。





・貸借科目
「税理士いらず」を初めて導入したときには「初期利用」メニューで期首残高が設定され、
決算期の切り替わりのときには、「次年度更新」を実行することにより、自動的に各勘定科目毎の
期首残高に金額が設定されます。
修正する場合は、該当する勘定項目の期首残高をクリックして、キーボードより入力します。
貸方残高合計の画面右下に借方残高合計、貸方残高合計、貸借合計差額が表示されますので、
借方残高合計と金額が等しく、貸借合計差額が0になっていることを確認します。
新設法人(決算期が1期目)の場合には、「初期利用」メニューで設定した資本金の額が、現金/資本金
 として、「勘定科目」メニューの期首残高に設定されます。資本金がすべて現金でない場合や、
 現物出資等がある場合には、このメニューで、期首残高を変更してください。

・損益科目
損益計算書の勘定科目毎に、期首残高が全て0で表示されています。
この画面では、期首残高の入力はできません。

「追加」ボタンは、新しい勘定科目を追加します。



追加した勘定科目は、青色で表示され、勘定科目名を変更することができます。
既定の勘定科目名は変更することはできません。
また、追加した勘定科目についても、勘定科目名以外の項目を変更するときには、一旦、追加した
勘定科目を削除してから、もう1度、追加する必要があります。

・製造原価科目
製造原価科目の勘定科目も、期首残高が全て0で表示されます。
この画面では、期首残高の設定はできません。

「追加」ボタンは、新しい勘定科目を追加します。



追加した勘定科目は、青色で表示され、まだ、その科目を使っていなければ科目名を変更することが
できます。
既定の勘定科目名は変更することはできません。
また、追加した勘定科目についても、勘定科目名以外の項目を変更するときには、一旦、追加した
勘定科目を削除してから、もう1度、追加する必要があります。

「削除」ボタンは、追加した勘定科目を削除します。
「OK」ボタンをクリックすると、修正内容を保存して、ウィンドウを閉じます。


注意: 使用中の勘定科目は削除することができません。
    元帳または、キー項目メニューで、削除する勘定科目を使っている仕訳または設定を
    すべて削除してから、勘定科目を削除してください。
    なお、既定の勘定科目は削除や修正ができません。



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